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カウンセラーの想いと協会立ち上げに至るまで

私自身も我が子二人の子育て期間中には心身共に疲れ、落ち込みや鬱を発症した時期もありました。折りしも、私が異文化や家庭教育のことに興味を持ち、positive disciplineというアメリカの養育方式を深く学んでいる頃でした。そして、親の養育支援サークルを立ち上げ、子どもの成長問題、親のこころのケアについての支援を始めていました。

当初の私は、現場で多くの在日華人のご家庭と出会い、子育てについての問題など数多くの悩みを耳にしました。

その中でも、最も気になることは子どものアイデンティティの確立でした。例えば、引きこもりやゲーム依存、社交問題、不登校など・・・それぞれの家庭の事情を聞いて、原因を深く堀り下げることにより、やはりアイデンティティの確立が最も深刻な問題だということに気付きました。

まさに、私自身もこのような家庭の一つであり同じ悩みを抱えながら、現場では、ご両親やお子様との交流に戸惑いも感じておりました。そして日本と中国の親の教育観の違いも実感し、その背景や文化に興味を持つようになったのです。

 

近年、日本に中長期滞在している中国人の人数は、78万人を突破しています。在日二世、三世等のような家庭に於いて、両親伴に中国出身の家庭に育ち、中日や中韓等の国際婚姻と多種多様な家族構成が見受けられるようになりました。お子様は、日本生まれ又は、小さい時から両親と伴に渡日しているため、日々の生活の中で日本の影響を大きく受けて育っているというご家庭が多く見られます。また、心理問題の解決はその国の文化や価値観などを考えなくてはならないので、言語の問題も大きな壁だと考えられます。留学生の海外生活や職場でのストレスなど悩みは年々増え、母語を使ってのカウンセリングを行うこで、より良い効果が期待できると考えています​。

これらの想いにより

「一般社団法人啓慧心理カウンセリング協会」

開設に至りました


一般社団法人啓慧心理カウンセリング協会は、精神分析及び認知行為療法をメインとした専門の心理カウンセリング機関です。
オンライン及び対面での心理カウンセリングサービスを提供し、マンツーマン以外にも団体カウンセリングサービスがあり、日本語と中国語で対応可能な専門のカウンセラーが在籍し、言語や文化の違いを解決し、お客様の個人情報を厳重に守り、専門的かつ有効な心理カウンセリングサービスを提供いたします。

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